12月1日 奈路交流二日目


 子どもも大人も、元気に高知での朝を迎えます。まずは全員で、目の前の桂浜の散策です。かの有名な坂本竜馬銅像の前で記念写真を撮り、桂浜に降り立ちます。青空が広がり、穏やかな日差しが降り注ぐ中、支笏っ子も奈路っ子も歓声を上げながら波打ち際ではしゃいでいます(もちろん大人も・・・)。その後、日本3大鍾乳洞のひとつと言われる『龍河洞』へ向かいます。ここは、照明や案内板が整備された「一般コース」と、照明もなく狭いコースを這うように進む「冒険コース」の二つのコースがあります。子ども達はもちろん「冒険コース」へ、私(校長)はもちろん「一般コース」へと向かいました。子ども達はヘルメットにヘッドライトも勇ましく、ガイドの方の先導でどんどん進んでいき、まさしく冒険気分を満喫したようです。一般コースも、かつてこの洞窟にすんでいた弥生人の土器の忘れ物が、そのまま鍾乳石となってしまったものなど見どころ満載でした。

 鍾乳洞見学の後は、いよいよ奈路小学校への訪問です。全校児童が支笏湖小学校の校歌で迎えてくれて、訪問団一同大感激です。セレモニーの後、奈路小児童による音楽の発表がありました。全校児童の3分の1以上が1年生にもかかわらず、とても素晴らしい演奏でした。その後給食で交流した後、カツオのたたきつくり体験や茶道でのおもてなし、子ども同士のスポーツ交流や北海道から送ったジャガイモを使った食材交流など、様々な交流を行いました。特にカツオのたたきのおいしさにはみんなびっくり。こちらで用意したじゃがバター(いかの塩辛のせ)も大好評でした。また、学校での交流の後、すぐ近くの神社祭典で行われる「もち投げ(餅まき)」にも特別に参加しました。北海道の餅まきとは一味違うダイナミックな「もち投げ」で、袋にいっぱいの餅やミカンをいただきました。今晩は子ども達はホームステイでお世話になります。夜、地域をあげての「大歓迎会」が奈路公民館で行われました。長年地域活動の拠点となってきた現公民館の最後を飾るにふさわしい盛大な会となり、大人たちは大いに交流したのでした。その具体的内容や写真をWEB上で公開するのは・・・・・・(差し控えたいと思います)。