12月2日 奈路交流最終日

 
いよいよ交流最終日。私たち大人は、ホームステイをしていた子ども達とは奈路小学校で合流します。まずは、両校児童のこれまでの取り組みを発表しあいます。奈路小学校からは、特産の四方竹について調べた様々なことを、PCも上手に使ってプレゼンテーションしてくれました。由来や栽培・収穫から出荷までの様子、調理法など、ペアでわかりやすく教えてくれました。発表を聞いていた下級生からも積極的に感想などが発表されました。本校からは、写真をもとに主な学校行事の紹介や、学芸会で発表したストンプを披露しました。ストンプの最中に使っているデッキブラシの先が次々に壊れるというアクシデントに会いましたが、何事もなかったかのように発表を終え、大きな拍手をいただきました。

 発表交流の後は、高知中央高校の皆さんに、よさこい踊りを教えていただきました。グループに分かれて指導を受けた後、会場の全員で大きな一つの輪になって踊りました。互いの発表を見合うのもよいですが、みんなで一つのことを一緒にやるのもまた別のよさがあります。最後は全員で記念撮影をしました。そしてお別れセレモニー、昼食交流を経て、とうとう奈路小学校ともお別れです。盛大な見送りを受けてバスに乗り込み、空港へと向かいました。空港にも、全校児童・職員と大勢の保護者地域の皆さんが見送りに来ていただきました。そして搭乗口でもガラス越しにいつまでも別れを惜しみ、飛行機に乗ってからは、雨にもかかわらずデッキから手を振る奈路の皆さんの姿を見つけ、子どもも大人も大感激でした。奈路の皆さんの温かい心に触れ、人と人との絆について考えさせられる、まさに『心の直行便』にふさわしい交流となりました。奈路の皆さん、本当にお世話になりました。今度は支笏湖でお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。