5月29日 若松大先輩による支笏湖学①

本校の第4回卒業生である、地質調査協会技術アドバイザーの若松幹男さんによる『支笏湖学』の授業を行いました。昔の支笏湖小学校の様子、地球の内部は?支笏湖はどうやってできたのか?周りの火山はどうしてできたのか?といった内容を、様々な資料や実験をもとに説明していただきました。

子どもたちは昔の学校の様子の話や、火山の噴火の実験などに興味津々。3・4時間目と若松さんと一緒の給食タイムを挟んで、5時間目までの3時間、様々な内容に触れることができました。若松さんの温かい人柄がにじみ出た語り口と、時に手品を交えた子どもたちの注意を引くパフォーマンスも印象的でした。今回の授業をもとに3年生以上は自分たちでテーマを決め、調査活動につなげていきます。また、6月には環境省の協力を得て樽前登山を行い、今回の学習で学んだ火山の様子を身近に観察したり、高山植物についても学びます。9月には若松さんと苔の洞門を訪れ、火山との関連を学びます。今回は大先輩が聞いたことがないという支笏湖小学校の校歌を、全員で感謝の思いを込めて歌って終了となりました。次の活動が楽しみです。